VCB周辺部 焼損
VCB背面側 焼損
変圧器放熱板 底部
ケーブル終端接続部 焼損
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15年を経過すると耐用年数による部品の交換が必要となり、20年後にはさらに更新工事が必要になります。15年~20年の間に交換工事をお勧めします。
更新・交換工事は停電を伴います。停電操作は電力会社への手続きが3ヶ月ほど必要となり、停電に適した時期的タイミングを考慮して更新・交換工事の時期の計画を立てることが望ましいといえます。


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下記に、キュービクルの定期点検周期および更新の目安時期についての参考資料を
ご案内しています。設備の適切な維持管理にお役立てください。
状況に応じた最適な更新・改修プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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キュービクルの工事内容を正和工業のリノベーションブランド
「RENOXIA」によりワンストップで様々な検討を重ね最適な更新工事を提案します。

責任分界点は、電力供給契約において、電力供給会社と顧客との責任分担の境界を示すポイントです。


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圧引込みケーブル(CVT、1995年製)のストレスコーン部分で火花が発生して焼損。出迎え方式で事故点が保護範囲外であったため、波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、水トリ―による絶縁低下と推定される。
供給支障電力:253kW
・耐用年数に近づいた機器について、計画的に更新する。
・点検結果等を鑑みて計画的に事故防止に努める。
・PASの設置を検討する。
高圧引込みケーブル(2014年製)が絶縁低下により地絡し、保護範囲外であったため波及事故に至った。メーカーによる調査の結果、原因は、受電用高圧ケーブル赤相の水トリ―による絶縁低下と推定される。
供給支障電力:1,388kW
・構内柱の設置と柱上高圧気中開閉器(PAS)と地絡方向継電器(DGR)の取付を検討する。
・高圧ケーブル取替時は水トリ―に強い3層同時押出(E-Eタイプ)とする。
屋内受電キュービクル内のVCBの端子部にヘビが引っかかり地絡が発生した。保護範囲内であったが地絡継電器が動作せずPASが開放されなかったため、波及事故に至った。
供給支障電力:1,230kW
・小動物侵入の可能性がある箇所を塞ぐ。
・定例点検時に鳥獣が侵入する恐れのある箇所の有無を確認する。
・地絡継電器を交換する。
台風7号によってキュービクル内部に雨水が浸入、LBS(1996年製)が結露して絶縁が低下、地絡し、PAS、HGRも作動せず波及事故に至った。調査の結果、当該LBSは不具合リストの機器であることが分かり、また、更新推奨年を超過しており、絶縁抵抗値が低下していたことが原因と推定される。
供給支障電力:689kW
・不具合機器リストに記載のあるもの、また更新推奨年を過ぎた機器改修工事計画を立て、改修を行う。
・PAS、HGR、高圧引込みケーブルを更新する。
雷雨の中、高圧引込みケーブル(1989年製)及びLBSが絶縁低下により地絡し、出迎え方式で保護範囲外であったため波及事故に至った。
供給支障電力:345kW
・電気工作物の推奨耐用年数と点検結果を鑑みて計画的に機器を更新する。
・PASを設置する。
| 商号 | 正和工業株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 昭和38年4月 |
| 設立 | 昭和48年2月 |
| 代表取締役 | 横田 生樹 |
| 資本金 | 7,260万 |
| 従業員数 | 140名(連結) |
| 連絡先 | 0120-971-170 |