RENOVATION CASE災害対策

発電機・蓄電池

非常用電源の必要性が高まっている背景

2018年以降は台風や水害による被害が多発し、2022年、2024年は大型地震の被害も甚大なものでした。災害時の停電に備える非常用電源の需要は年々高まっており、企業のBCP対策(自然災害や重大事故が起こった際でも事業を継続するための計画)も推奨されています。

非常用電源が必要な理由

病院や介護施設では、停電によって医療機器が停止してしまうと患者の命に関わる事態になるため非常用電源の設置は必須となります。

またオフィスや工場などでも、停電による空調停止の影響で熱中症になり、死亡事故に繋がった事例もあります。近年は真夏の猛暑も厳しいため、空調も生命にかかわる設備になっています。

他にも通信手段確保のための非常用電源は必要です。非常時には企業の責任として被災した従業員の安否確認や支援、避難指示を行う必要があり、そのためには通信機器を稼働させる電力が必要になります。また、業種によっては取引先との迅速な連絡が必要になる場合もあるでしょう。自然災害が多い現代では、業種、業界問わず非常用電源を備えておくことが重要になっています。

非常用発電機の種類

「うちには非常用電源があったから大丈夫」と思う方も注意が必要です。

非常用発電機は、法律によって設置が義務付けられている防災用と、任意で設置している保安用の2種類があります。防災用発電機の使用可能時間は多くの場合2~5時間程度しかありません。消防庁は災害時において業務継続性の確保という視点から、非常用電源は稼働時間72時間以上を確保することを推奨しています。非常用発電機の設置には補助金が活用でき、導入コストを大幅に抑えることも可能ですのでぜひご相談ください。

貯水タンク

貯水タンクの必要性

大地震などの自然災害はいつ起こるかわかりません。特に非常用の水の確保は、万が一の大災害に備えて決して忘れてはならないことです。

人間が生存するためには、1人1日最低3リットルの水が必要といわれています。4人家族の3日分の備蓄で考えると36リットルもの水が必要になります。また、断水4日目以降は生活用水が増えるため、1人1日18~21リットルが必要になるとも言われています。

災害後の生活ではトイレ用の水や洗い物など、あらゆる場面で水不足が想定されます。東日本大震災においても、日常生活で困ったことの半数がトイレや生活用水などの水に関することでした。貯水タンクを備えておくことで、有事の際でも水の心配を可能な限り減らし、他のことに労力を割くための余裕を生み出せるでしょう。

非常時に必要な飲料水を確保する

非常用貯水タンクを設置すれば、災害や断水時の飲料水と生活水を確保できます。非常用貯水タンクは、水道管に取り付けるだけで簡単に施工ができ、断水時に高圧フットポンプで加圧することで、蛇口やトイレから簡単に衛生的な水を取水できます。

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