空調工事
光熱費を大幅に削減
光熱費の中でも空調機に関わる費用は大きな割合を占めており、空調機の効率化を進めることは電気代削減の重要な鍵となります。
一般的に空調機は使用開始から5年程度で劣化が顕著になる傾向があります。近年は省エネ性能が飛躍的に向上した機種が続々と登場しており、10年前の空調機を最新機種に交換することで、一般家庭用でも約15%の電力が減少できるというデータもあります。
CO2排出量を削減
今日の企業はあらゆる事業活動でCO2排出量削減が求められています。2015年に採択されたSDGsの推進により、環境への配慮は企業評価の重要な指標となりました。空調設備の効率化はCO2排出量削減につながる取り組みの一つとして注目されており、環境に配慮した設備投資は企業の社会的責任を果たす具体的な行動として世の中にPRすることも可能です。
生産性の向上
とある調査では、従業員の8割以上が職場の空気環境を意識しているというデータがあり、作業に快適な環境とされる室温22〜25度、湿度50%から外れると、生産性に大きな影響が出ることが判明しています。
アメリカの保険会社で実施した「室温と生産性の関係調査」では、室温を20度から25度に上げることで従業員のタイピングミスが44%減少し、タイプする文字量も150%増加したという報告があります。
このように室内空気環境を快適に保つことは、電気代の削減につながるだけではなく生産性の向上にも繋がります。
屋根・外壁工事
作業環境の改善でエネルギー効率もアップ
外壁や屋根から伝わる熱は熱中症の原因のひとつです。外壁や屋根に遮熱対策や塗装を施すことで、夏場は遮熱効果、冬場は断熱・保温効果が期待できます。建物の耐久性向上や、作業環境の改善、エネルギー効率の最適化が実現し、長期的な視点で工場の運営コストを削減することができます。
長期的な維持管理と作業環境の改善
工場の屋根は常に過酷な環境にさらされています。紫外線、雨、風、外気温の変化など、さまざまな影響で屋根材は徐々に劣化していきます。定期的な塗装を行うことでこれらの要因から屋根を守り、劣化のスピードを大幅に遅らせることができます。
錆防止のための防水工事
改修が必要な状態になっている防水層を改修せずに放置した場合、防水機能の低下により建物の劣化が進行してしまいます。こうなってしまうと防水層を全面剥がしての改修が必要となり、防水改修の費用が莫大なものになってしまうため、改修が必要な時期に差し掛かった防水層は早めに改修工事を実施する事をおすすめします。
改修が必要かどうかの判断は、現在の建物の状態を確認することが必要となります。建物の構造、外壁や屋根の素材、塗膜の劣化度合い、クラック(ひび割れ)、錆の有無、シーリングの状態など多くの確認事項を専門家がチェックすることで正確な状態を把握することができます。
太陽光発電
太陽光発電について
工場や倉庫の広い屋根は、太陽光発電システムの設置に最適です。自家消費型の太陽光発電を導入することで、電力コスト削減と環境負荷軽減を同時に実現できます。また発電した電力を自社で直接利用することで、電気代を抑えられるだけでなく、災害時の非常用電源としても活用でき、事業継続性の向上にも貢献します。
特に、広い屋根を活用すれば大容量のシステムを設置でき、昼間の電力を自家発電でまかなうことが可能です。電力価格の高騰が続く中、再生可能エネルギーの活用は長期的なコスト安定にもつながります。また、CO₂排出量の削減により、環境負荷の少ない工場運営が実現できます。
太陽光発電の導入は、電気代削減、環境負荷の軽減、災害時の電力確保など、多くのメリットがあります。工場や倉庫の屋根を有効活用し、持続可能なエネルギー戦略を実現することで、事業の競争力強化につなげましょう。導入をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
電気工事
電気の使われ方
製造業6業種の工場での電力使用量は、生産設備が約半分(49%)を占め、次いで空調設備(19%)、冷凍機(9%)と続きます。また、一般的な企業のオフィスでは空調用の電力が48%、LED設備が24%、OA機器(パソコン、コピー機等)が16%となっています。
これらの設備を最新かつ高効率なものに更新することで、省エネ化の推進と職場環境の改善が可能となります。
またリノベーションを実施する際は、環境共創イニシアチブの補助金制度を活用するという選択肢もあります。最大で総施工費用の半額まで支援を受けることができ、工事の初期投資を抑えることができます。